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「女神の継承」のちょいネタバレありのあらすじ・感想を紹介!この怖さは覚悟が必要なPOVホラー映画

 

「女神の継承」は「コクソン」でも有名な監督「ナ ホンジン」が原案を手がけており、タイの監督と協力しできた作品となっています。

 

今回はそんな「女神の継承」をご紹介していきます!

 

この作品…めちゃくちゃ怖いですよ。

 

物語の「展開」や「怖さ」ストーリと、全てのレベルが高いです。

 

ネタバレなしと「ちょい」ネタバレありに分けて、お話していくので興味が出た人は、是非映画を視聴して見てください!

 

「女神の継承」の作品紹介

 

 

 

タイトル女神の継承
公開年2022年
時間2時間10分
監督バンジョン・ピサンタナクーン
キャストナリルヤ・グルモンコルペチ
サワニー・ウトーンマ
シラニ・ヤンキッティカン…etc.

 

 

「女神の継承」のあらすじ

 

タイ北東部の山奥の小さな村に先祖代々祈祷師の家系一族がいた。

 

韓国の取材班は、タイの霊媒について取材を行うべくこの女神バヤンを信仰するある家系を取材していた。

 

ニムという女性は女神バヤンを宿す祈祷師をしており、人々の相談を聞いたり、病気を癒す対処をおこなっていた。

 

ある時、ニムの姉の夫が亡くなり、そのお葬式が行われるため顔を出すと、姪のミンの様子がおかしいことに気づく。

 

まるで人格が変わったように、言動や態度が明らかにおかしいのです。

 

突然激しく怒り出したり、壁に向かってボソボソ話し出したり、急に言動が幼くなったりとミンの様子が変なのです。

 

当初は、女神バヤンにニムの後継者として選ばれ、その影響がミン起きていると考えられていました。

 

しかし、どんどん彼女の様子がおかしくなってくるにつれて、それは女神バヤンの影響ではないことが判明します。

 

「お目は誰だ…」

 

「私は女神バヤンだ」
「違う、お前は誰なんだ!」

 

「私が誰なのか、当ててごらん?」

 

ミンをおかしくしている正体は何が原因なのか?

祈祷師のニムはミンを救うことが出来るのか。

 

彼女たち一族に隠された謎が判明した時、ミンを苦しめている原因からのがれる術はあるのだろうか?

祈りの先に救いはあるのだろうか。

 

「女神の継承」を視聴してみての感想(ネタばれなし)

 

正直な話、ここ最近見てきたホラー映画の中で個人的には、トップクラスで怖い作品でした。

 

映画は、モキュメンタリーでPOVホラーを採用しているため、内容のリアルさがとても高いです。

 

物語の舞台でもある、タイでは土着信仰が強く根付いている地域が多く、土地神や精霊の信仰が住民の生活と密接なことが多いんですよね。

 

この映画では、都市伝説やカルト的な雰囲気は全くなく、文化や地域性にフォーカスした「神秘的な存在」を取材するように、丁寧に物語が進行していくんで行きます。

 

基本的には、モキュメンタリーなのでインタビュー形式やカメラマンの目線で物語が進行していくのですが、物語が進むにつれて、どんどん話が怖くなってきます。

 

どこか「エクソシスト」や「パラノーマルアクティビティ」を思わせる展開があるので「オマージュ?」と感じる人もいるかもしれませんが、タイという文化や今回の映画のストーリ性を考えると、うまくマッチしており「なかなかに怖い」です。

 

タイの宗教観って、日本の怨霊や悪霊などの幽霊的な部分と西洋の精霊や悪魔などが混ざっている部分が結構あるのが、個人的な感想なのですが。

 

さらに、現在でも多くの信者がいるキリスト教や仏教などの、信仰宗教も入ってくるので、そういった側面と自国民が持っている文化的な信仰や宗教的側面が強く出ている映画だと思います。

 

また、今作はR18指定の映画になるので、「グロ・胸くそ・えぐさ」など結構詰め込まれています。

 

人によっては割とトラウマになる作品かもしれないくらい、この作品は細かいところまで丁寧に作られたホラー作品となっています。

 

と言っても、グロ展開はスプラッターほどではなく、どちらかというと「胸くそや恐怖」といった部分の方がテイストとしては強いと個人的に思います。

 

「女神の継承」の気まずいシーンについて

 

内容については、詳しくは伏せますが「女神の継承」では、気まずいシーンが一応あります。

 

ストーリの展開的に、1人で見ている分にはむしろ「怖い」が勝ると思いますが、複数で見ているとちょっと気まずくなるかもしれません。

 

割と、がっつりではあるので…。

 

また、映像にはなくても「きっとこうだと思う」みたいな展開で、物的証拠としてあまり人には見られたくはないものが出てきたりもします。

 

R18作品なので、ある程度のことは許容できる人が見る作品だとは思いますが、一応気おつけて見てみてください!

 

「女神の継承」の映画を配信しているのはどこ?

 

女神の継承は主に下記の場所で見ることが出来ます!

 

配信サービス無料体験配信状況月額公式サイト

U-NEXT
31日間2,189円(税込み)

Amazon prime
30日間

※学生は学割で6カ月

600円(税込み)

※学生は学割で300円(税込み)


Hulu
なし1,026円(税込み)

Netflix
なし×790円~1,980円

※情報は2024年4月時点ですので、最新の状況は 配信サイトにてご確認ください。

 

私は、今回みた配信サイトはAmazonプライムビデオで視聴しました!

 

Amazonプライムに加入している人やプライムビデオを単体で契約している人は、すぐに見ることができると思うので、是非視聴してみてください!

 

他のサービスでも上の表であげた通り視聴可能ので、すでに加入ずみの人は是非視聴してみてください!

 

まだどこにも加入していない人で、「女神の継承」を見ようか迷っている人は、これを機に加入してみるのはどうでしょうか!

 

各サービス、無料期間を設けていることも多いので、使ってみて満足したら解約すれば実質「無料」で視聴することも可能です!

 

好きな時に、いろんな映画やアニメ・ドラマをみることができるので、是非これを機に使ってみてください!

 

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「女神の継承」のネタバレあり感想

 

ここからは、ネタバレありの感想になるので、ネタバレしたくない人は読み飛ばしてください!

 

がっつりではなく「ちょいネタバレ」に止めるので、「少しならOK」という人は是非読んでみてください!

 

「この車は赤い」の意味とは?

 

映画の中で、兄(マニ)の黒い車に「この車は赤い」というシールが貼ってあるシーンがあります。

 

映画の中では、このシールの意味をはっきりと説明することはないため、私は「?」となっていたのですが、後で調べて納得しました。

 

タイでは、自分の車に映画のようなスッテカーを張っていることがよくあり、ある種の「縁起物や風水」的な役割があるみたいなんですよね。

 

タイでは、曜日とかに色があるみたいで、自分の誕生日の色を使うと縁起がいいとのことです。

 

ただ、必ずしも自分の色が車にあるわけではないので、無理やりステッカーを使って表現をすることがあるみたいです。

 

また、車を購入してから、占い師とかに「この色は良くない」とか言われた際に、買い直すお金もないのでステッカーを貼って誤魔化したりも良くあるみたいです。

 

もちろん用途はそれだけではないみたいなんですが、映画の中では、黒い車に「この車は赤い」というシールが貼っている風習を利用して、除霊の際に「ミン」ではなく血縁である「母」を除霊の対象にすることで、少しでも悪霊の力を分散して除霊をしやすくした描写があります。

 

つまり、黒い車を「これは赤い」と言い張るように、血縁である母を「これはミンだ!」と騙すことが目的なんですよね。

 

ミンに取り憑いている強すぎる悪霊を分散して除霊を行うため、布石として「この車は赤い」というシーンがあったんだと思います。

 

なかなか、面白いですが「本当に騙せるのか?」と思いますよね。

 

ただ、これが実は結構いい作戦だったりするんですよね。

 

女神「バヤン」は本当にいるのか?

 

女神バヤンについては、あくまでこの映画の中の創作物なので、実在はもちろんしていません。

 

ここでいう本当にいるのか?は、「神様は本当にいるのか?」という話になってきます。

 

ある意味この映画の1番の「キモ」になってくるポイントでもあります。

 

なかなか、難しい題材ですし結論は正直出ないとは思います。

 

だからこそ、この映画ポスターにも書かれている「祈りの先に救いはあるのか。」という言葉が深いんですよね。

 

神がいるのかいないのかは、人によるかもしれませんが、目の前で明らかに、人地を超えたおかしいことがとりあえず起きている。

 

これをどう捉えるのか?ということなんだと思います。

 

そして、この映画の中では呪いや祟り精霊や神といったものを肯定しています。

 

さらに、これは信仰宗教であるキリスト教や仏教と違って土着信仰の類になるので、信仰する対象を変えようと、どこまでいっても切り離せないわけです。

 

キリスト教信者になったからといって、自分達の先祖代々から受け継がれている「女神バヤン」の存在が消えるわけではありません。

 

もっというなら、呪いや祟りといったものから抜け出せるわけではないのが、この映画なんだと思います。

 

こういった映画のあるあるといえば、「信じれば救われ、信じる気持ちが足らないと救われない」的な展開が多いですし、この作品もそれに触れている部分が結構あります。

 

しかし本質的には「信じて祈りを捧げているからといって、助かるわけでもない」というのが本質なんだと思います。

 

呪いの運命は、祈りや信仰で覆るものではなく、そもそも「神」や「精霊」を人間がコントロールするものではない、というのがこの映画なんだと考察します。

 

映画を見ている時は、怖すぎてそんなことを考えている暇なんて全くなかったのですが、改めてゆっくり「振り返ったり」映画の「メイキング」を見ると「深い」と感じる部分が多いんですよね。

 

かなり怖い作品ですが、それと同じくらい「見ごたえのある」作品だと思います!

 

まとめ

 

「女神の継承」はホラーとしての怖さだけでなく、哲学的側面や神秘的な側面など、作品としてのストーリーの深さやクオリティの高さを体感できる映画になっています!

 

「女神の継承」をおすすめできる人

・POVやモモキュメンタリー作品が好きな人
・土着信仰や民族などをテーマにした作品が好きな人
・R18ホラーに耐性がある人

 

改めて、この作品を見た感想は…「かなり怖かった」ですね。

 

POV形式やモキュメンタリーはどれだけリアルに作品を作れるかが、結構重要だと思うのですが、この作品はかなりレベル高いですよ!

 

ただ、カメラマンの目線での映像が多いので、前半はちょっと手ブレの問題で酔いやすいかもしれません。

しかしだからこそ、緊張感あるリアルな映像になっており、より怖さが出ているんですよね。

 

かなり満足度の高い作品なので、是非視聴して見てください!

 

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